神峯寺遍路2023年06月03日

台風2号にせかされて室戸遍路の第一弾神峯寺へ行った。駅着12:50。駅発15:20、神峯寺滞在5分という神風遍路であった。
土佐は何度も訪れているが、太平洋の荒波を実感したのは初めてである。
   土佐の浜太平洋の夏の波

沿線の至る所に避難塔があり、豊かでない県が更に大変と思った。
  夏怒濤車窓に続く避難塔

ビールハウスは健在で、公道を耕運機が悠々と走っているのも高知らしいと思った。


神峯寺の途中には夏萩が紅い花を付け鮮やかであった。マムシ注意の遍路道をおっかなびっくり上っていった。滞在わずか5分、右膝の痛みを物ともせず?
無事帰り着いた。それから2日間は腿筋肉の痛みに悩まされた。


四国遍路満願2023年06月29日

Uターン後、のらくろ四国遍路を始めた。3年もあれば終わるとの甘い考えをよそに6年かかった。最初は順調だったが次第に腰が重くなった。
最後の室戸は何回計画し取りやめたは忘れた。

雨空をR55から上ること30分で最御崎寺へついた。質素な寺である。室戸の3ヶ寺は金剛頂寺、津照寺と逆に廻ってきた。

自転車で巡っているとその地の様子がよくわかる。津照寺のあるところが昔からの集落で家並みの多く、商店街もそれなりにある。紀貫之の船泊地の1つがここにあった。


   古の泊りに響く夏怒濤


のらくろ遍路も満願となり、高野山へ登ってみたくなった。