炎昼城山2025年08月02日

炎天下城山へ登った。姫が嶽の下の道路からの位置、合歓の木の状況、埋め立地がどのように見えるかを確認したからだった。古町口からゆっくり上ったが、片陰をたどり上った。城門をくぐって本丸瀬戸内側へ出ると海風が心地良い。この炎天に清掃のおばさんが一人桜の木陰で仕事をしていた。ご苦労さまと自然に声が出た。

合歓はとっくに花が終わっていた。兼題に出したが皆さん苦労するだろう。
海風や残骸だけの合歓の花

姫が嶽から埋立地を見た。下の道路の姫が嶽の位置の見当はついた。埋め立ては思わぬ速さで岬が伸びてきている。これから左右へ広げるのだろうか。
ジリジリと進む埋立大西日    

寒もどり2025年02月27日

長い間休んでいた。寒さになまけ心が増長した。朝もエアコンの助けで起きる始末。
3月も近いというのに寒波襲来。
  朱欄干覗く天守や雪化粧

数日前は望くだりというべき月に美しい天守だった。
 これ見よと天守飾れる冬の月

春たけなわ2024年03月18日

晩春を思わせるぽかぽか陽気である。寒の戻りの予報もあるがお彼岸前とは思えない暖かさである。ソメイヨシノの蕾は固いが、枝垂れの蕾には紅がさしていた。品種は分からないが1本だけ花を付けていたものがあった。

姫ヶ獄の沖合を埋立る工事が始まっている。中程まで仕切りの砂山ができあがっている。工事現場がよく見える本丸に三椏の花が咲いていた。この花は静かで朧に見える。

  模様替え進まぬうちに春彼岸
  点鬼簿に載りし友あり春彼岸

春浅き近江路2024年02月16日

札所満願記念に高野山をと思ったが、寒気の予報で彦根にした。思えば彦根も冬は伊吹颪の厳しい寒いところである。澤田ふじ子の小説でよく描かれていた。案の定、駅から彦根城までの道は冷たい風の出迎えだった。
 彦根城の山は松山ほど大きくないが、城郭(櫓門、天守等々)がよく解る。天守はどの城もあっけないほどこぢんまりしている。

城郭から残雪の比良、伊吹が美しく見えた。

寒いとは言えもう春、梅が美しく咲いていた。

 車窓から春浅き近江平野を眺めて芭蕉を思った。ただ,芭蕉は草津から近江路を往還したのだろう。春も終わりに「行く春を近江の人と惜しみけり」の句がある。

 春浅き近江路では
近江路の野良に人無し浅き春
残雪の比良の山々青霞


城山紅葉山2023年11月05日

3連休の最終日、暖かい日が続いている。城山の紅葉がたけなわである。親知らずの柿の実も葉も赤く色づいている。となりの櫨も赤く色づいている。今年は秋になっても暖かく色づきはいまいちであるがやはり秋である。



  城山や紅葉も生える空の蒼