高嶺の花2019年10月07日

裏の空き地は雑草の天国である。少しでも勢力を弱めようと、クローバを蒔いた。その力は一時他を圧倒、し、目論見通りとなった。しかしあまりの緑にうんざりして、赤みをつけるべく、一昨年、秋用に高嶺ルビー、春用に蓮華を蒔いた。しかしクローバの勢いに勝てなかった。
今年はどうしたわけか、クローバの勢いがない。今年種をまかないのに高嶺ルビーが一株堂々と花をつけた。


勇気づけられ、今年は高嶺ルビーと蓮華をもう一度蒔いてみよう。

           雑草に負けぬ一株そばの花

伊吹島へ2019年10月19日

アサギマダラを求めて伊吹島へ行った。島内にふじばかまを栽培アサギマダラを呼び寄せることに成功したとのブログを見たからである。台風あけの日曜、ミニ自転車をフェリーに積みこんだ。アサギマダラをわが町にも来ていることは知っていたしこの目で見た気もする。突然の出会いで写真にとることができていない。本物の確証がない。本物を見てわが町でのアサギマダラを楽しみたい。これが目的である。
台風あけの空の雲は妙にごつごつしていて秋の雲らしからない。

   三次元空間に浮く秋の雲

島に着くと秋祭りであった。その話は別途するとして、坂道を自転車を押しながらふじばかまの畑へ向かった。花は皆無で、肝心の蝶の姿もない。数匹の蜻蛉が舞うだけであった。

   フジバカマ蝶呼ぶまでの時を貸す

島の祭り2019年10月26日

アサギマダラを求めて伊吹島へ渡ったところ、島の秋祭りに出会った。旅先で祭りによく出会う。今夏は仕事で行った大阪で天神祭りに出会った。貧乏な日帰り旅だったので夜のハイライトまではいられなかった。でも、天神さんの賑わいは味わえた。
 島の祭りは瀬戸内東部共通で太鼓台がでる。島の狭い坂道に合わせた小ぶりのものではあるが、島の3地区から3台出ていた。八幡さんの総門を太鼓台がくぐりぬけるのには驚いた。境内での差し上げ、引き回しなどはわが町と同じようであるが、「花」が多く飾られているのは地域に密着していることを示している。わが町では「花」を飾る習慣はすたれ、名詞と事前集金で済ませている。太鼓台は書き手の自己陶酔と見世物になっている。地域の祭り色が薄れてきている気がする。それは、他の地域でも同じだろう。

         秋祭り島には島の太鼓台