季節は巡る ― 2020年03月02日
三月に入り春らしく感じられるいうになった。図書館への途中、母校の高校で卒業式が行われるのを知った。自分の時は大学受験で不参加だったことを思い出した。新型コロナ蔓延のご時世で参加の父兄は道々マスクをつけながら校門へ這いいていった。負けずに元気に旅立ってほしい。
ウイルスの嵐に負けず卒業す
帰り八幡宮で百手祭りを見てきた。やはり人出はすくなく、屋台は一軒しかで低まかった。しかし射手は力強く弓を引き、全射命中と思われる。宮司に聞けば一月前から専門家の指導を受けているそうである。


春の日や百手は的を外さざり
こんな時でも春は来る ― 2020年03月13日
コロナ騒ぎは東アジアから地球を西へぐるりと回りアメリカ大陸まで達し、世界規模の流行となりました。ここ瀬戸内は比較的静かですがこのまま推移してほしいと願っています。
こんな中でも身近に花が咲き春が感じられます。
緋寒桜の濃い紅の花房が多く下がって開く寸前という感じです。

裏に空き地には昨秋蒔いた蓮華がカタバミと仲良く花をつけています。

自粛騒ぎにめげず太極拳の練習をしている体育館の中庭には馬酔木の花房が木を覆うほどの盛りです。
薄桃の怪しきうねり花馬酔木

今季節は何? ― 2020年03月24日
彼岸を迎えようやく暖かい日と実感できるようになった。ストーブは残りの灯油を消費するために残してある。
毎朝登る城山では緋寒桜や陽光桜の濃い色の桜が見頃である。染井吉野は日当たりの木で花を開き始めている。散歩道には藪椿のつぼみが膨らみ、花を付けているのもある。右手の崖上には山躑躅のオレンジ色の花が見える。
木々はようやく芽吹き黄緑色の若葉を伸ばし始めている。
季語の季節はも通用しないことを実感する。
自然は人間にはお構い無く自分の時間を持っているのだろう。

最近のコメント