うろこ雲2023年11月26日

早朝太極拳、南東の空に明るい輝きがあった。飛行機にしてはキラキラ明るい
雲が動くのを輝点が動くのと勘違いしていた。仲間があれは木星だと教えてくれた。接近しているとのこと。あんなにも明るく見えるものかと驚いた。

空一面のうろこ雲、時折太陽が覗くあさである。
  朝焼けの吉祥願ふうろこ雲


もう桜が2021年03月06日

日当たりの良い城山の入口には花芽を膨らませた染井吉野が散見する。太極拳の朝練を終え帰途にもう花を付けている桜を見つけた。遠目に梅だろうと思ったが桜であった。1本は昨年も見た緋寒桜の蕾であった。緋寒桜の大木が櫓下にあり
いつもは直ぐに気が付いていた。今年はその木が切られていた。最近公園整備の名目で大木が次々と切られている。抗議の声は全然届いていない。

もう1本の花は品種が不明である。彼岸桜かとも思っている。

城山の朝2019年02月25日

放射冷却の朝であるが着実に春になっている。家を出る時に暗かった朝練も明るくなってきた。数日前スーパムーンが天守閣に掛かる場面を目にした。明日は明日はと思っている内に半月になった。西の空、天守の遙か上の半月を今日ようやく写真に撮ることができた。

暁のスーパムーンと城朧

一方東の空はちょうど日の出の時刻だった。阿波の山端から顔を出すのは天文時間よりはやや遅れているだろう。これも春になった証である。

輝ける阿波の山の端春の朝

たくましく生きる2018年07月23日

先の豪雨で瀬戸内の我が町にも崖崩れがあった。朝練の場所である城山の崖が崩れて通行止めになった。城山へのメインルートは2つあるが、工事予定だったルートも含め通行止めとなった。被災地には申し訳ないほどではある。

通行止めの標識をみて、城山での朝練を諦め、別ルートの朝の散歩に切り替えた。城山は昔から地元民の親しんだ場所である。墓参、権現堂等々歩いて登る道は多い。思い当たって、翌日権現堂ルートで城山を登った。案の定通行止めの表示はない。こんな所まで手がまわらないのだ。

朝練を終えて帰る途中で通行止めの方へ行く人を見かけた。解除されているかと思い、私もそのルートで帰ることにした。通行止めはあった。先の人はすり抜けたのだろう。私もそうした。さらに翌日からは通行止めをすり抜けて朝練へ通っている。驚くことにいつも通りの人に会う。皆そうしていたのだ。

復興の人々せめて三尺寝

朝練再開2018年02月27日

厳寒に尻尾を巻いて閉籠っていた。自称怠け者だが鬱々とした日々だった。日曜から早朝練習を再開した。見慣れたメンバーとすれ違うのが何か恥ずかしい気がした。
いつもの練習場所で日の出をみた。朝起きを後押ししてくれるようである。
また、眼下の町が朝もやに沈んで幻想的に見える。



佐保姫の眉月溶けるあさぼらけ