小春2018年11月18日

小春の日近くの山へ出かけた。古代官道を歩く予定だった。山道は先の豪雨で陥没して先へ行くのを諦めた。周辺の道を歩いたが美しい景色に満足した。山粧うはこのことかと納得した。

清流に寄り添ひ山は粧へり


帰ると我が家に山茶花が2輪例年のごとく大輪を付けていた。狭庭で陽を求めて上へ上へとひょろ長くのびた木ではあるが、季節を忘れず例年数輪大きな花を咲かせてくれる。白い艶やかな花である。

山茶花や季節忘れず艶やかに


紅い蕎麦が咲いた2018年11月25日

小春の日裏の空き地に蕎麦の紅い花が見える。雑草防止のためクーバの種を播いたところ3年ほどで一面の緑となった。隣の空き地へまで勢力を伸ばしている。今夏の猛暑に枯れ果てたと思ったが、たくましく緑が復活した。贅沢なもので緑一色に飽きが来て、勢力の弱い所に紅い花を付けてくれた。我が家の二階からも確認できる。来年はクローバとのバランスを計算して種を播いてみよう。春向けにレンゲの種を播いてあるので、これも楽しみである。


紅き蕎麦緑の海に碇据え