炎昼城山 ― 2025年08月02日
炎天下城山へ登った。姫が嶽の下の道路からの位置、合歓の木の状況、埋め立地がどのように見えるかを確認したからだった。古町口からゆっくり上ったが、片陰をたどり上った。城門をくぐって本丸瀬戸内側へ出ると海風が心地良い。この炎天に清掃のおばさんが一人桜の木陰で仕事をしていた。ご苦労さまと自然に声が出た。
合歓はとっくに花が終わっていた。兼題に出したが皆さん苦労するだろう。

海風や残骸だけの合歓の花
姫が嶽から埋立地を見た。下の道路の姫が嶽の位置の見当はついた。埋め立ては思わぬ速さで岬が伸びてきている。これから左右へ広げるのだろうか。

ジリジリと進む埋立大西日
空地の草刈 ― 2025年06月21日
やろう、やろうと気は急くが、うじうじとやらない言い訳ばかりを考えていた。
どういった風の吹き回しか、草刈り機を持ち出して一気にやってしまった

2時間弱の作用であった。枯れていた陽光桜は根元から切り落とし、イチジクの根元に誤って切り込んだ。
柿やイチジクの実がなっているのが確認できた。楽しみである。


和歌山紀三井寺 ― 2025年06月18日
万博へ行く途中和歌山へ行った。徳島からフェリーで和歌山へ2時間半の旅だった。フェリーの上に蝶の群れが来てともに旅をした。韃靼海峡の句は知っていたが、海峡を渡る蝶を始めてみた。

紀伊水道わたるフェリーの夏の蝶
紀三井寺から和歌の浦を眺めたが、歌枕とは程遠い、河口には貨物船が数隻停泊して、干潟もない様子。

和歌の浦寺に登れど引かぬ汗
万博行 ― 2025年06月17日
和歌山から大阪へ移動し、新今宮で一泊、万博へ行った。
大屋根リング一周が目的だった。構造は予想通りだが、実際に作り上げたことに感心し、その巨大さに驚いた。

リング上へのアクセスはエレベータやエスカレータが用意してあった。
暑い日であったが大勢が上っていた。通路の脇には花壇があり、
蝶や鉢を見た。

会場の中央部には林があり、萩や撫子を見つけた。モナコ館ではイチジクが実をつけており、百日紅が咲いていた。揚羽蝶が2羽聯舞していた。
揚羽蝶王妃の如きモナコ館
祭りとしての雰囲気も十分楽しいものだった。
美しい季節 ― 2025年04月24日
美しい季節になった。公園に、街に、よその家に様々な花が美しい姿を見せてくれている。
道後公園の吟行では薫風下山吹がひそやかに揺れていた。

山吹やそよ風見せてふるえをり
いつもの散歩道にはハナミズキが軽やかに並んでいる。

ななみずき口笛のでる散歩道
あるお宅では気品あるの黄牡丹が咲いていた。

大輪の気品を示す深見草
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