不精庵日々草

我市には伊予最後の札所三角寺がある。次の雲辺寺へは四国山脈へ分け入る険しい道である。その途中に椿堂がある。三角寺は何度か訪れたことがあるが、同じくらい当地では著名な椿堂へは行ったことがなかった。みどりの日に思い立って椿堂へ行くことにした。国道往復で４時間ほどの行程であるが、国道と単純なルートを嫌い、山の中腹へ登り遍路道に合流して椿堂へ向かうことにした。１日工程になると予想し途中までを自転車でショートカットすることにした。自転車は麓の病院の駐輪場へ停めた。

遍路道では京都と呉からの遍路と一緒になり椿堂まで同道した。知人には言えないことも何故か彼らとは自然に話をすることができた。椿堂で彼らと別れたが、話に興を奪われ椿堂の写真を撮ることわすれた。