十三夜2020年11月03日

晩秋の月も美しかった。コロナ禍の代償に天が与えてくれた物だろう。残念なのは不精に加え寒がりで、もう月見酒とはゆかなかった事である。
下の写真は十三夜である。見えるだろうか?左上に火星のお伴がついている。今秋の夜空に惑星を見ている。当地の肉眼では火星、金星、木星くらいである。
   お伴には赤き惑星十三夜

それから3夜、いやその明け方天守の上に明るい月が見えた。鱗雲に覆われているがくっきりと見える。これから沈んでゆくのである。

   暁の有明月の天守閣

畑の冬支度2020年11月15日

畑の冬支度を進めている。まだ実を付けるパプリカや茄子を撤去出来ずにいる。
残り半分に大根とエンドウを蒔き、芽が出始めている。エンドウにネットを設置したがひょろひょろで頼りない。

   後始末出来ぬ畑に大根蒔く

空き地は嫌な雑草を刈り取ったが、ヨモギなどはそのままである。レンゲの種を蒔くつもりだが、除草剤を撒くか悩んでいる。種は多すぎる程買い込んである。

桜落葉2020年11月19日

桜紅葉が天守に映えた季節が過ぎ、華の絨毯と化している。
写真にその美しさが捉えられなのが残念と思う自分が変わったと思う。
若い頃は自分の目に焼き付ければそれで十分と粋がっていた。何時の頃からかコンパクトカメラを買い、撮った写真に句を付けるようになった。最初は面白く思う景色が捉えられていればよかったが、そのうち構図、色の再現性を気にするようになってしまった。
写真写りはともかく美しい景色と思った。

  再びの桜筵の落葉かな