もう秋 ― 2023年09月07日
朝練には法師ゼミの声すら聞こえず微かに虫の声がするようになった。もう秋である。遅くなった日の出の光は真横に木々を照らし、その影が長く伸びている。光の強さも弱くなった気配である。

平和の像の前の桜の葉には黄色が混じり、どんぐりが道ばたに落ちている。

アベリアやカラスウリはやつれながらも未だ花を付けている。

新涼や朝の厨の独り言
瀬戸内の沖待つ船や秋澄り
力強い植物 ― 2023年09月14日
秋になってオクラが元気だ。5月に植え替えた時は無事に育つかと心配したが今は茄子を追い越し、根元も太く逞しくなっている。連日数本づつ実も採取している。相変わらず畑の雑草も元気だ。

かくまでも逞しきとはオクラかな
挿木から育てたあじさいも元気に根付いている。2本は枯れてしまったが5本は脇芽も出ている。国道側からの目隠しに期待している。一方、フジバカマは失敗であった。もう少し丁寧に扱えばよかった。リベンジするつもりだ。

秋深し ― 2023年09月29日
城山は秋たけなわである。昨年見つけた平和像裏の柿も色づき、散歩道には露草の青紫、萩の薄ピンク、すくとした芒が見られる。

一枝の萩一房の花の揺れ

足場なき崖に芒はすくと立つ
畑には赤・白の彼岸花が除草剤の跡地も逞しく花を開き、奥には藤袴のピンクの蕾が見える。浅黄斑蝶も楽しみである。

枯地にも妖しく開く彼岸花
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