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退職し四国へ帰郷した。
不精庵不映、二不斎と称し、
日々の様子を記す。
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秋深し
―
2023年09月29日
城山は秋たけなわである。昨年見つけた平和像裏の柿も色づき、散歩道には露草の青紫、萩の薄ピンク、すくとした芒が見られる。
一枝の萩一房の花の揺れ
足場なき崖に芒はすくと立つ
畑には赤・白の彼岸花が除草剤の跡地も逞しく花を開き、奥には藤袴のピンクの蕾が見える。浅黄斑蝶も楽しみである。
枯地にも妖しく開く彼岸花
by
二不斎
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