夏の一日2018年07月02日

毎月一日は切山という平家落人の里伝説の山奥にある古民家で漢詩の学習会がある。昨日の雷、豪雨が収まり気持ちよく晴れ上がった。自転車で行けるとこまで行く覚悟で早めに家を出た。予想通り、山の登りで自転車はギブアップ。そこから自転車を押して山道を行った。思ったより時間に余裕があったので気持ちにも余裕が出た。途中、鶯や時鳥の鳴き声を堪能しながらゆっくりと登っていった。

老鴬の声の行き交ふ国境

合歓の花が昨夜の雨で一面に落ちているのを見た。見上げれば妖艶な合歓の花がいくつも残っている。落ちた花と残った花のあまりの対照に感じるものがあった。

合歓の花夢ははかなく落ちにけり