現実は強い2017年07月30日

ここ一週間は、某大学の夏期集中講座の教材作りにあたふたととしていた。5月の初めには決まっていたことでこれまでだらだらと資料をまとめていた。7月20頃、7月中に講義資料を送付してくれとの連絡があり、パニックとなった。
これまでの作業は現実を考えず気分だけで案をつくってきた。現実の日程に上がってくると、これまでの案が甘いものに見えてきた。
いつものことである。現実に引き戻されるとこれまでとは違った方向へ修正を加えていくが、元ネタが甘いのである。変更してはこれでいいか。また変更しては評価する。繰り返しである。元が元だけにいいものはできそうもなく、締め切りが近づくにつれ諦めと居直りが勝ってくる。それでも落ち着かず一日このこと以外は手につかないありさまである。
何年こうして仕事をしてきたのだろう。自分にあきれ果てることである。

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